料理家の栗原はるみさんを講師に招き、
「喜界島薬草農園」にて料理教室を行いました!
喜界島の白ごま、お豆腐、調味料など島の食材を使って、
家庭料理の基本を教えていただきました。
メニューは、NHKあさイチでも紹介された「豆腐のごま汁」と、
豆板醤を使わない優しい味わいの「和風麻婆豆腐」の2品。
栗原さんからアドバイスをいただきました。
「1度は、レシピ通りに作ってみてほしい。
きっと美味しくできあがるはずです。
2回目からは好きな味に変えてみていいんですよ。」
最初に「豆腐のごま汁」を作ります!
まず、だし汁を用意します。
だし昆布は軽く拭いて、鍋に入れた分量の水に約15分以上浸けます。
鍋を火にかけ煮立つ寸前に昆布を引き上げ、削りガツオを入れます。
弱火で2〜3分煮て火を止め、しばらくおいて削りガツオが沈んだらこします。
※漉し布で漉してから、冷蔵庫なら2日間位は保存可
ごまは小さなフライパンで香りが出るまで1〜2分炒ってすり鉢に入れ、
ねっとりするまでよくすります。
ごまがねっとりしてくるのは、だいたい20分くらい時間がかかり、
慣れている方でも15分はかかるそうです。
ごまの香ばしい香りが、教室いっぱいに広がります!
ごまを日常的によく食べる喜界島の方でも、
ここまで時間をかけてごまをするのは、めずらしいそう。
栗原さんのお家ならではの「ごま汁」なのですね。
ようやくねっとりしてきました!
とっても美味しそう。
鍋にだし汁を温めてみそを溶き入れます。
すり鉢にもみそ汁適量を加えて溶きのばしてから鍋に加えます。
豆腐を手でくずしながら加えます。
手でくずすことで、豆腐に味がしみ込みます。
参加されたみなさまも味見をしながら、
味を整えていきます。
温まったら出来上がり!
お好みで木の芽を添えるのもおすすめです。
次は、「和風麻婆豆腐」を作ります!
長ねぎはみじん切りにします。
にんにく、しょうがは細かいみじん切りにします。
豆腐は1.5cm角に切ります。鍋にたっぷりの湯を沸かし、
塩少々を加えて豆腐を入れ、約2分ゆでてざるに上げます。
片栗粉は同量の水で溶いておきます。
調味料を鍋に合わせ、温めておきます。
(今回、醤油は「喜界島のそら豆醤油」を使用しました!)
フライパンにサラダ油を熱し、にんにく、しょうが、長ねぎを炒めて
香りが出たら合いびき肉を炒めます。
肉に火が通ったら、調味料を入れ、
再び煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
豆腐を加え軽く混ぜ合わせ、ごま油をまわしかけます。
器に盛り、好みで赤唐辛子の小口切りや粉山椒をふります。
試食タイム!いただきます。
美味しくて、みなさんすぐ完食されていました。
最後にみんなで記念撮影。
それから、喜界島のみなさまにメッセージを書いて下さいました!
栗原さん、とっても楽しく美味しい時間をありがとうございました!
次の日の早朝に、東京に帰られました。
午後にはもうお仕事されるとのこと。
ぜひ、また「喜界島」にお越しください。
楽しみにお待ちしております!